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低圧太陽光発電2基を5年以上運用して分かったこと|56歳会社員のリアルな実践記

2基で年間20万kWhを発電して分かった、不労所得ではない現実

会社員として働きながら、私は二つの低圧太陽光発電所を建設しました。

1基目は、住宅を建てることが難しく、使い道に困っていた実家跡地です。

2基目は、それまで田んぼとして耕作をお願いしていた土地です。

「もし会社を辞めたら、給与収入はそこで終わる」

定年後の生活や将来を考えるようになり、私は給与だけに頼ることに、少しずつ不安を感じるようになりました。

毎月大きく稼ぎたいというよりも、会社員として働いていない時間にも、少しずつ収入を生み出してくれる資産を持ちたい。

会社以外にも収入の柱を作り、老後の安心につなげたい。

そんな思いから、2019年に1基目の低圧太陽光発電所を建設しました。

その後、2021年には2基目を建設し、現在は2基を運用しています。

ただ、5年以上運用して分かったことがあります。

太陽光発電は、決して完全な不労所得ではありません。

600坪ほどある土地の草を刈り、フェンスを点検し、大雨や強風の後には現地を確認する。

2基目では、約240メートルのフェンスを自分で施工しました。

平日は会社で働き、休日になると発電所へ行く。

会社に依存しない収入源を作ったはずなのに、気がつけば休日にも汗だくで働いていました。

それでも私は、太陽光発電を始めてよかったと思っています。

売電収入だけでなく、先祖代々の土地を手放さずに活用できたこと、そして会社以外の収入源を持てたことに、大きな意味を感じているからです。

目次

1基目は、活用に困っていた実家跡地から始まった

1基目の土地には、もともと実家が建っていました。

しかし、建物をリフォームしようとすると、費用が極端に高くなることが分かりました。

そのため、別に中古住宅を購入して住み替えることになり、実家跡地は活用方法が決まらないまま、しばらく放置された状態になっていました。

さらに、その土地は建築基準法上の条件を満たしておらず、新しく住宅を建てることが難しい土地でした。

土地を売却するという選択肢もあったと思います。

売ってしまえば、草刈りや固定資産税、維持管理の悩みからは解放されます。

しかし、私はこの家の二十三代目にあたります。

先祖代々受け継いできた土地を、使い道がないという理由だけで、自分の代で手放してよいのか。

その思いが、心の中に残っていました。

感情だけで土地を持ち続けても、収入は生まれません。

管理費用だけがかかり、将来の負担になる可能性もあります。

土地を残したい気持ちと、現実的に活用しなければならないという責任。

その間で悩んでいたときに知ったのが、低圧太陽光発電でした。

住宅として使うことは難しくても、太陽光発電所としてなら、土地を所有したまま収入を生み出せるかもしれない。

そう考え、2019年に1基目を建設しました。

使い道に困っていた土地が、長期的な収入源になる可能性を持ったことは、私にとって大きな転機でした。

先祖から受け継いだ土地を売却するのではなく、形を変えて活用する。

太陽光発電は、私にとって単なる投資ではなく、土地を残すための選択でもありました。

1基目の設備と2025年の発電実績

1基目には、JAソーラーの太陽光パネルを設置しています。

パワーコンディショナーは田淵電機製です。

パネルの積載量は89.1kWで、2025年の年間発電量は98,550kWhでした。

設備容量1kW当たりに換算すると、年間約1,106kWh発電したことになります。

発電量の数字を見ると、順調に動いていることが分かります。

しかし、この98,550kWhという数字は、設備を設置しただけで自動的に積み上がったものではありません。

草刈りをした休日。

大雨や強風の後に現地を確認した時間。

発電量に異常がないか確認した日々。

そうした管理の積み重ねの結果でもあります。

2基目は、田んぼを太陽光発電所へ転換した

1基目を実際に運用してみると、想像していた以上に、長期的な収入源としての可能性を感じました。

もちろん、発電量は天候に左右されます。

草刈りや設備管理の手間もあります。

それでも、会社員として働きながら管理を続けられる、現実的な事業だと感じました。

そこで2021年には、それまで田んぼとして耕作をお願いしていた土地を、太陽光発電所へ転換しました。

ただし、2基目を建設する決断は、簡単ではありませんでした。

1基目が順調だからといって、2基目も同じようにいく保証はありません。

借入はさらに増えます。

設備を長期間維持していく責任も生まれます。

田んぼとして残す選択肢もありました。

「1基でやめておいたほうが安全ではないか」

「会社員として働ける間に、老後の収入源をもう一つ作るべきではないか」

その二つの考えを、何度も行き来しました。

最終的には、1基目の運用結果を踏まえ、将来の収入源をもう一つ増やすことを選びました。

現在は2基とも返済中ですが、返済が終われば、老後資金を支える柱の一つになると考えています。

太陽光発電は、始めてすぐに大きな利益が手元に残る事業ではありません。

売電収入が入っても、そこから借入返済、保険、草管理、設備維持などの費用が出ていきます。

それでも、長い目で見て返済を終えた後に収入が残ることは、50代以降の人生設計を考えるうえで、大きな安心材料になっています。

2基目の設備と2025年の発電実績

2基目には、カナディアンソーラーの太陽光パネルを設置しています。

パワーコンディショナーはオムロン製です。

パネルの積載量は97.6kWで、2025年の年間発電量は104,747kWhでした。

設備容量1kW当たりに換算すると、年間約1,073kWhです。

1基目と2基目を合わせると、パネル積載量は186.7kWになります。

2025年の年間発電量は、2基合計で203,297kWhでした。

発電量だけを比べると、積載量の大きい2基目のほうが多く発電しています。

一方で、設備容量1kW当たりでは、1基目のほうが少し高い結果になりました。

ただし、発電量はパネルやパワーコンディショナーのメーカーだけで決まるものではありません。

発電所の向きや傾斜、周囲の山や樹木による影、日射量、積雪、パネルの汚れ、設備の停止時間など、さまざまな条件が影響します。

そのため、単純にメーカーの優劣を比較することはできません。

大切なのは、自分の発電所の実績を毎年記録し、前年や平年と比べて大きな変化がないかを見ることです。

売電金額だけではなく、月ごとの発電量や年間発電量を確認しておくことで、設備の異常や周辺環境の変化に気づきやすくなります。

不労所得のはずが、休日は草刈りになった

太陽光発電には、「設置すれば自動的に売電収入が入る」というイメージがあります。

確かに、店舗を毎日開けたり、接客を続けたりする事業と比べれば、日々の拘束時間は少ないと思います。

しかし、実際に運用してみると、何もしなくてよいわけではありません。

草が伸びれば対応が必要です。

フェンスに異常がないか確認します。

大雨や強風の前後には、土地や周辺の状態も気になります。

発電量が大きく下がっていないか、設備に異常がないかも確認します。

太陽光発電は、放置して稼ぐ資産というよりも、手をかけながら長く育てていく資産だと感じています。

そのことを最も強く実感したのが、草管理でした。

600坪の草を前に、考えの甘さを思い知った

太陽光発電所の管理で、最も大変だと感じたのが草対策です。

特に苦労しているのが、ヒメムカシヨモギです。

放っておくと、あっという間に背が高くなります。

最初の頃は、

「少し期間を空けても大丈夫だろう」

「年に一度か二度刈れば管理できるのではないか」

と、少し甘く考えていました。

しかし、現地に行ってみると、草は想像以上に伸びていました。

一度刈ったはずの土地が、次に訪れたときには、また緑に覆われています。

600坪ほどある土地を草刈機だけで管理していると、すぐに全身が汗だくになりました。

作業を始めた直後は順調でも、時間がたつにつれて腰が重くなり、途中から痛みも感じるようになります。

草刈機を持ったまま広い土地を歩き続けるため、腕や肩にも疲れがたまります。

途中で草刈機を止め、腰を伸ばしながら周囲を見渡すと、まだ刈れていない草が一面に残っていました。

「これだけ作業しても、まだ半分にも届いていないのか」

そう思うと、体の疲れだけでなく、気持ちまで重くなりました。

草刈りは1年に1回では終わりません。

状態によっては、年に3回から4回必要になります。

草を刈る時間だけでなく、草刈機や燃料、保護具などを車へ積み込み、現地へ運び、作業後に片付ける時間も必要です。

暑い時期には、熱中症にも十分注意しなければなりません。

会社員として働いていた頃は、平日は会社、休日は発電所で草刈りという時期もありました。

「会社に依存しない収入源を作ったはずなのに、結局また働いているな」

「不労所得というより、休日にもう一つ仕事をしているようだ」

そう苦笑いしたこともあります。

草を刈り続ける方法では、体が先に持たない

草刈りを続けるなかで気づいたのは、伸びた草を刈るだけでは効率が悪いということです。

草を刈っても、しばらくすればまた伸びます。

特に夏場は成長が早く、草刈りの頻度が増えれば、その分だけ休日の時間も使うことになります。

最初は、草が伸びたら刈ればよいと考えていました。

しかし、何度も汗だくになり、腰の痛みを感じながら作業するうちに、

「この方法だけを続けていたら、自分の体が先に持たなくなる」

と思うようになりました。

そこで2年目以降は、草刈機による作業だけでなく、除草剤散布も併用するようになりました。

考え方を、

「草が伸びたら刈る」

から、

「できるだけ草を生えにくくする」

へ変えたのです。

現在は、草の状態や時期を見ながら、草刈りと除草剤散布を組み合わせて管理しています。

完全に作業がなくなるわけではありません。

それでも、草刈機だけで対応していた頃と比べると、身体への負担はかなり軽くなりました。

電動噴霧器と空調服で、夏の負担を減らした

除草剤散布を始めるにあたり、電動噴霧器を導入しました。

私が購入したのは、HAIGEの充電式電動噴霧器です。

手動の噴霧器と比べると、広い土地での散布作業がかなり楽になりました。

太陽光発電所の管理では、設備そのものだけでなく、自分が作業を続けやすい環境を整えることも重要です。

また、夏場の作業に備えて空調服も購入しました。

服の中に風が流れることで、身体への負担や疲労感は大きく変わります。

特に、作業の途中でクーラーの効いた車内に戻り、空調服の風を受けながら休憩すると、本当に気持ちよく感じます。

ただし、空調服があるから無理をしてよいわけではありません。

暑い時期の屋外作業では、作業効率よりも、まず無理をしないことが大切です。

水分を取り、適度に休憩し、体調が悪ければ作業を中止する。

太陽光発電所を長く管理するためには、設備への投資だけでなく、自分の身体を守るための投資も必要だと実感しています。

2基目では、240メートルのフェンスをDIYで施工した

2基目の発電所では、フェンスを自分で施工しました。

購入したのは、らくらくメッキフェンスです。

施工の流れは、次のようなものでした。

まず支柱杭を地面へ打ち込みます。

次に、支柱パイプを差し込んで支柱を完成させます。

その支柱へフェンスを張り、番線で固定します。

最後に、フェンスの中央下部へアンカーを打ち込み、浮き上がらないように固定しました。

この作業を延々と繰り返し、最終的に約240メートルのフェンスを張りました。

一つひとつの作業は単純です。

しかし、240メートル分となると、かなりの体力と時間が必要でした。

杭を打ち込み、支柱を立て、フェンスを運び、張り、固定する。

作業を進めても、先を見ると、まだ長い距離が残っています。

「あと何メートルあるのだろう」

そう思いながら作業したこともありました。

それでも、自分で施工したことで、費用は約50万円に抑えることができました。

業者へ依頼した場合と比べると、およそ3分の1まで費用を圧縮できたことになります。

太陽光発電は、初期費用がその後の収益性に大きく影響します。

もちろん、すべてをDIYで行うべきだとは思いません。

危険を伴う電気工事や、専門知識が必要な工事は、業者へ依頼することが大切です。

しかし、自分でできる部分を見極めて取り組むことで、コストを抑えられる場面はあります。

完成したフェンスを見るたびに、

「大変だったけれど、自分でやってよかった」

と感じます。

サーモグラフィで、パネルや設備の状態も確認している

太陽光発電所の管理では、草やフェンスだけでなく、パネルや電気設備の状態も気になります。

そこで私は、勤務先からサーモグラフィカメラを借り、パネル表面や接続部分の状態を確認しました。

サーモグラフィでは、ホットスポットや異常発熱がないかを確認できます。

パネルや接続部分に異常な発熱があれば、発電効率の低下や設備トラブルにつながる可能性があります。

現時点では、ホットスポットや明らかな異常発熱は見つかっていません。

異常がなかったことは安心材料です。

ただし、サーモグラフィだけで、すべての異常を確認できるわけではありません。

発電量の推移、目視点検、草木による影、配線や設備周辺の状態なども含めて、できる範囲で確認を続ける必要があります。

太陽光発電所も、長く使う設備です。

人間の健康診断と同じように、問題が起きてから慌てるのではなく、普段から状態を確認することが大切だと感じています。

2基目に1,800万円の査定が出た

太陽光発電所を運用していると、中古物件として売却しないかという話が入ることがあります。

私のところにも、買取の案内が頻繁に届きます。

その中で、2基目の発電所に1,800万円の査定が出たことがありました。

1,800万円という金額を見たとき、正直に言えば、心は動きました。

売却すれば、借入金を整理できる可能性があります。

まとまった資金が手元に残れば、別の投資や新しい事業に使うこともできます。

600坪の草刈りや設備管理からも解放されます。

汗だくになって草を刈り、途中で腰が痛くなった日には、

「売ってしまえば、この苦労から解放されるのではないか」

と思ったこともありました。

売却は、決して悪い選択ではありません。

保有を続けるよりも、売ったほうがよい状況もあると思います。

設備の残存期間、借入残高、今後の修繕費、生活資金の必要性によっては、売却が合理的な判断になることもあります。

私も、本当に迷いました。

目の前の1,800万円より、先祖代々の土地を選んだ

売却すれば、まとまった現金を得ることができます。

しかし、2基目の発電所は、先祖代々受け継いできた土地の上にあります。

土地を売れば、草刈りや設備管理からは解放されます。

一方で、一度手放した土地を取り戻すことは簡単ではありません。

査定額を見ながら、何度も考えました。

目の前の1,800万円を選ぶのか。

それとも、管理を続けながら、土地そのものを残すのか。

投資として考えれば、売却したほうがよいという意見もあると思います。

しかし、私にとってこの土地は、収益性だけで判断できるものではありませんでした。

私はこの家の二十三代目です。

先祖から受け継いできた土地を、自分の代で手放したくない。

その思いが、最後まで残りました。

住宅や農地としての活用が難しくても、太陽光発電所として活用すれば、土地の所有を続けながら収入を生み出すことができます。

売らずに持ち続ける以上、これからも草刈りや点検、修繕の負担は残ります。

それでも私は、目の前の1,800万円よりも、先祖代々の土地を所有し続けることを選びました。

この判断が、金銭的に最も得だったのかは分かりません。

将来振り返ったときに、売ったほうがよかったと思う可能性もあります。

それでも、土地を残しながら会社以外の収入源を育てるという選択は、私自身が納得できるものでした。

5年以上運用して感じたメリット

低圧太陽光発電を5年以上運用して感じているメリットは、主に四つあります。

一つ目は、会社以外の収入源を持てることです。

会社員の給与は、退職すれば基本的にそこで終わります。

一方で、太陽光発電所は、設備が正常に稼働し、売電期間が続く限り、発電による収入を生み出します。

二つ目は、活用が難しかった土地を収益化できることです。

私の場合、住宅を建てにくい実家跡地や、それまで田んぼとして使っていた土地を、発電所として活用できました。

三つ目は、返済後に老後資金の柱になる可能性があることです。

現在は借入返済がありますが、完済後は手元に残る金額が増えます。

四つ目は、自分で管理や改善を行うことで、コストを抑えられることです。

フェンスのDIY施工、草刈りと除草剤の併用、点検方法の工夫など、少しずつ改善を積み重ねてきました。

特に私にとって大きいのは、会社だけに収入を依存しなくてよいという安心感です。

太陽光発電によって、すぐに人生が大きく変わるわけではありません。

しかし、給与以外にも収入が入る仕組みを持つことで、将来の選択肢は増えました。

始める前に知っておきたい現実

太陽光発電は、設置すれば自動的に利益が残る事業ではありません。

実際には、次のような管理が必要です。

草刈りや除草剤散布。

フェンスや土地周辺の確認。

発電量の確認。

大雨や強風の後の現地確認。

パネルや設備の目視点検。

故障や修繕への備え。

保険や税金、借入返済などの資金管理。

また、土地によって草の生え方、水はけ、積雪、周辺の樹木、日当たりなどの条件も異なります。

同じ低圧太陽光発電でも、土地条件によって管理の大変さは大きく変わります。

中古太陽光発電所を購入する場合も、表面的な利回りだけで判断するのは危険です。

過去の発電実績、設備の状態、残っている売電期間、土地の権利関係、修繕履歴、草管理の状況、周囲の環境などを確認する必要があります。

「不労所得」という言葉だけで判断するのではなく、管理の手間や将来の修繕費まで含めて考えることが大切です。

これから低圧太陽光発電を検討する人へ

これから低圧太陽光発電を始める場合、新しく一から建設するよりも、中古物件を購入する形が中心になると思います。

中古物件には、すでに発電実績があるというメリットがあります。

一方で、設備の経年劣化や修繕リスク、残っている売電期間などを慎重に確認しなければなりません。

私自身、1基目では使い道に困っていた実家跡地を活用し、2基目では田んぼを太陽光発電所へ転換しました。

草対策ではヒメムカシヨモギに苦労し、600坪の土地を草刈機だけで管理する大変さも経験しました。

汗だくになり、途中で腰が痛くなり、見渡しても草が残っている光景に、気持ちが重くなったこともあります。

その後、除草剤散布を併用し、電動噴霧器や空調服を導入して、作業方法を改善しました。

2基目では、約240メートルのフェンスをDIYで施工し、約50万円で完成させました。

業者へ依頼した場合と比べて、費用を約3分の1に抑えることができました。

サーモグラフィによる点検も行い、現時点ではホットスポットや異常発熱は見つかっていません。

2025年には、2基合計で203,297kWhを発電しました。

そして、2基目には1,800万円の査定が出たこともあります。

売却するか迷いましたが、私は目の前の現金よりも、先祖代々の土地を所有し続けることを選びました。

こうした経験を通じて感じるのは、太陽光発電は一度設置すれば終わりのものではないということです。

小さな改善を積み重ねながら、長く付き合っていく資産です。

まとめ|不労所得ではない。それでも残したい資産

低圧太陽光発電を5年以上運用して感じるのは、

「不労所得ではないが、手をかける価値のある資産」

だということです。

草刈りや除草剤散布、フェンス施工、設備点検など、実際にはやるべきことがあります。

600坪の草を刈れば汗だくになり、腰が痛くなります。

休日が発電所管理で終わり、

「自分は何のために始めたのだろう」

と感じる日もありました。

1,800万円の査定が出たときには、売却して管理から解放されることも考えました。

それでも私は、売らずに保有を続けることを選びました。

私が太陽光発電を始めた目的は、短期間で売却益を得ることではありません。

会社に依存しない収入源を作ること。

返済後に、老後を支える収入を残すこと。

そして、先祖代々の土地を、自分の代で手放さずに活用すること。

この三つが、私にとっての目的だからです。

売電明細に表示される数字には、草刈りをした休日や、フェンスを張った時間までは記録されません。

しかし、2025年に2基合計で発電した203,297kWhは、設備だけでなく、これまで管理を続けてきた時間の積み重ねでもあります。

私は56歳になった今も、発電所へ行き、草の状態を見て、フェンスを確認し、設備の状態に気を配っています。

これからもこのブログでは、実際に運用しているからこそ分かることを発信していきます。

草刈りや除草剤散布の工夫。

発電所の点検方法。

管理に役立った道具。

DIYで費用を抑えた事例。

設備トラブルや改善の記録。

中古太陽光発電所を検討するときの注意点。

そして、会社に依存しない収入源を育てる過程。

これから太陽光発電を検討する方や、すでに運用している方にとって、少しでも参考になる情報を届けられればと思います。

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