こんな悩みで管理に困っていませんか
- 低圧太陽光を運用しているが、雑草管理に休日をほとんど取られている
- 除草剤・防草シート・自走式草刈機、それぞれの効果や注意点が分からない
- 会社員をしながらの兼業なので、管理時間をできるだけ減らしたい
- これから太陽光を導入するにあたり、雑草対策の予算感を知りたい
- 防草シートを検討しているが、施工後にどんな問題が起きるか不安
低圧太陽光発電所を2019年から7年間運用してきて、最大の管理課題は雑草対策でした。特に前年までジャガイモ畑として使われていた農地部分は、春から夏にかけて驚くほど雑草が伸び、数週間で膝の高さになることもありました。この記事では、実際に試した4つの対策方法を比較し、それぞれのメリット・デメリットと組み合わせ方をまとめます。
1. 草刈りだけでの管理は負担が大きい
導入初期は、伸びた雑草を草刈機で刈るだけの管理でした。
- 「まだ大丈夫だろう」と思っていても、数週間後には膝の高さまで伸びる
- 休日のたびに草刈りへ向かう生活になる
- 真夏の炎天下での作業は体力的な負担が大きい
「不労所得」というイメージとはほど遠い現実でした。この経験から、草刈りだけに頼らない管理方法を模索することになりました。
2. 4つの雑草対策方法を比較する
実際に試した4つの方法を、負担軽減効果・コスト・注意点で比較します。
| 方法 | 負担軽減効果 | 初期コスト | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 手持ち草刈機 | △(頻繁な作業が必要) | 低い | 体力的負担が大きい、フェンス際など細部には必須 |
| 除草剤散布(電動噴霧器) | ○ | 中(噴霧器導入費) | 完全に雑草がなくなるわけではない |
| 防草シート | ◎(施工後は大幅減) | 高い(施工費・材料費) | 経年劣化・強風での破損リスク、定期点検が必要 |
| 自走式草刈機(プラウ型) | ○(広範囲が楽になる) | 高い(購入費) | フェンス際など細かい場所には不向き |
ポイント: どの方法にも一長一短があり、単独で完璧に解決する方法はありません。組み合わせて使うことで、管理の負担を段階的に減らしていくのが現実的なアプローチです。
3. それぞれの方法の具体的な運用ノウハウ
除草剤散布(電動噴霧器)
2年目から導入しました。電動噴霧器を使うことで、広い敷地でも効率よく散布でき、草刈りの回数を減らせました。雑草が完全になくなるわけではありませんが、管理にかかる時間と労力は大きく減少しました。夏場の作業には空調服も併用し、暑さ対策をしています。
防草シート(DIY施工)
2021年建設の2基目で、管理をさらに楽にするため防草シートをDIY施工しました。施工には費用と手間がかかりましたが、その後の草刈り回数は大幅に減少しています。
一方で、次のような課題も経験しました。
- 強風による破損:固定ピンが抜け、シートがめくれ上がることがあった
- 経年劣化:3年ほど経過すると、固定ピン上のテープが部分的にはがれ、隙間から雑草が生え始めた
- シートの収縮:予想以上にシートが縮み、重ね合わせ部分に隙間ができたため、余っていたシートを重ねて補修
重要なポイント: 防草シートは非常に効果的ですが、「敷いたら終わり」ではなく、定期的な点検と補修が必要です。導入を検討する場合は、施工費用だけでなく、数年後のメンテナンスコストも見込んでおくことをおすすめします。
自走式草刈機(プラウ型)
雑草管理の負担をさらに減らすため導入しました。手持ちの草刈機に比べ、押して進むだけなので体への負担が少なく、広い面積の作業がかなり楽になります。
ただし、購入費用がかかることに加え、フェンス際や細かい場所は従来の手持ち草刈機が必要になるため、一長一短があります。

4. 現実的な組み合わせ方
現在は、次の組み合わせで管理しています。
- 広い平面部分:防草シート + 自走式草刈機
- シート未施工の部分:除草剤散布
- フェンス際・細部:手持ち草刈機
一つの方法に頼るのではなく、発電所の地形や部分ごとの条件に合わせて使い分けることで、管理時間と労力を段階的に減らしてきました。
5. 7年間運用して分かった雑草対策のポイント
- 草刈りだけでは管理負担が大きい
- 除草剤や防草シートを組み合わせると効率が上がる
- 管理を楽にする道具への投資は、長い目で見ると価値がある
会社員をしながら太陽光発電を副業として運用する場合、管理時間を減らす工夫は収益性と同じくらい重要だと感じています。
まとめ|「放置して稼げる投資」ではないが、工夫で負担は減らせる
低圧太陽光発電を7年間運用して感じた最大の課題は雑草対策でした。草刈りだけに頼っていた頃は休日の多くを作業に費やしていましたが、除草剤散布・防草シート施工・自走式草刈機の導入を組み合わせることで、管理の負担を段階的に軽減してきました。
- 各方法にはメリット・デメリットがあり、単独での完璧な解決は難しい
- 発電所の地形や部分ごとに、複数の方法を組み合わせるのが現実的
- 防草シートは効果的だが、定期点検と補修コストを見込んでおく必要がある
- 道具への投資は、管理時間の削減という形で長期的に回収できる
太陽光発電は決して「放置して稼げる投資」ではありません。しかし、自分の発電所に合った雑草対策を組み合わせることで、会社員でも無理なく運用を続けられる環境を作ることができます。


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