はじめに
「太陽光発電は不労所得」
そんなイメージを持って始める人も多いかもしれません。
私も2019年に1基目の低圧太陽光発電所を取得し、2021年には2基目を建設しました。しかし、5年以上運用して感じた最大の課題は、設備トラブルではなく雑草対策でした。
今回は、7年間試行錯誤しながら取り組んできた雑草管理について、実体験をもとに紹介します。
1年目は草刈りとの戦いだった
1基目の発電所は、宅地と農地で構成された土地でした。
特に農地部分は前年までジャガイモ畑として使われていたため、春から夏にかけて驚くほど雑草が伸びました。
「まだ大丈夫だろう」と思っていても、数週間後には膝の高さまで草が伸び、休日のたびに草刈りへ向かう生活でした。
真夏の炎天下での作業は想像以上に大変で、「不労所得」という言葉とはほど遠い現実を実感しました。
除草剤散布で管理は大きく改善した
毎回草刈りだけでは負担が大きいため、2年目からは除草剤散布を取り入れました。
電動噴霧器を導入したことで、広い敷地でも効率よく散布できるようになり、草刈りの回数を減らすことができました。
もちろん雑草が完全になくなるわけではありませんが、管理にかかる時間と労力は大きく減ったと感じています。
夏場は空調服も導入し、暑さ対策をしながら作業するようになりました。
2基目は防草シートをDIY施工
2021年に建設した2基目では、管理をさらに楽にするため、防草シートを自分で施工しました。
施工には費用も手間もかかりましたが、その後の草刈り回数は大幅に減り、管理はかなり楽になりました。
一方で、防草シートにも課題がありました。
強風の日には固定ピンが抜け、防草シートがめくれ上がってしまったことがあります。
さらに3年ほど経過すると、固定ピンの上に貼ったテープが部分的にはがれ、その隙間から雑草が生え始めました。
また、予想以上に防草シートが縮み、重ね合わせた部分に隙間ができたため、余っていたシートを重ねて補修しました。
実際に使ってみて、防草シートは非常に効果的ですが、「敷いたら終わり」ではなく、定期的な点検と補修が必要だと感じています。
プラウの自走式草刈機も導入した
雑草管理の負担をさらに減らすため、プラウの自走式草刈機も導入しました。
手持ちの草刈機に比べると押して進むだけなので体への負担が少なく、広い面積を刈る作業はかなり楽になりました。
ただし、購入費用がかかることや、フェンス際や細かい場所は従来の草刈機が必要になるなど、一長一短あることも分かりました。
そのため現在は、防草シート・除草剤・自走式草刈機を組み合わせながら管理しています。
5年間運用して感じた雑草対策のポイント
実際に運用して感じたことは次の3つです。
- 草刈りだけでは管理負担が大きい
- 除草剤や防草シートを組み合わせると効率が上がる
- 管理を楽にする道具への投資は長い目で見ると価値がある
会社員として副業で太陽光発電を運用するなら、管理時間を減らす工夫はとても重要だと思います。
まとめ
低圧太陽光発電を7年間運用して感じた最大の課題は雑草対策でした。
草刈りだけで管理していた頃は休日の多くを作業に費やしていましたが、除草剤散布、防草シート施工、自走式草刈機の導入などを取り入れることで、少しずつ管理の負担を軽減してきました。
もちろん、どの方法にもメリットとデメリットがあります。
しかし、自分の発電所に合った方法を組み合わせることで、会社員でも無理なく運用を続けられる環境を作ることができます。
太陽光発電は決して「放置して稼げる投資」ではありませんが、小さな改善を積み重ねることで、会社に依存しない収入源として長く付き合える資産になると感じています。


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